2012年10月3日水曜日

4大宗教の比較

何かそこらへんの書店にあったのを買って読んだ。
一生に読める本の数は限られてる。
だから少なくともネットで書評や売れ行きなどを少なくとも3分ぐらいは調べて買うようにしてるんだけど、行きの電車で手持ちの本が読み終わっちゃった上に雑誌も特に買いたいのが無いと、つい買っちゃうんだよね。帰りの電車50分間を電波状況悪い中携帯いじって過ごすのはもったいないし…。
サラリーマン向けというか、字がデカくて内容が薄いというか。
ただ、編集はちゃんとされてるから損した気分になるわけじゃないんだけど。


4大ということで、触れてなかったヒンズー教や、少しだけどシーク教やゾロアスター教についても触れてあったのは良かった。
ヒンズーは仏教と同じくバラモン教を祖としているので、出てくる人物やお話が少しかぶってる気もするけど方向性はかなり違うかな。
それでも一神教より共感が持てる気がする。エロいし。

それなりに読めてきて、段々と知ってるネタばっかりになってきた。
そろそろ真面目な…というか、もう少し学術的な書き方がされた宗教学方面の本にも手を出そうかと思う。
W・ジェイムズ著『宗教的経験の諸相』というのを上下買ってみた。


うん、ちょっとやっちまったかも。100年以上前に書かれた本。字がやばいぐらい小さい。文庫で400弱もページがある。文献が一神教関係ばっかりだ。軽く読んだけどめちゃ文体が硬い。がっちがちの論文。最近サラリーマン向けのものばっかり読んでたからってのもあるだろうが。これ1ヶ月かかる系だ。目を通すだけなら2日で終わるだろうが、それなりに『読んだ』と言える、つまり理解できないところやコンテキストが脳内で途切れるところが無いように注意深く咀嚼する感じだと1ヶ月かかるパターンや。


あと10冊は読んでから手を出すべきだったが、引き返すのも癪なので突っ込んでみる。
難解なものほど理解できた時に得るものが大きいと思う。
それに簡単に手を出せるぐらいの教養が身につくのはいつの日か。

0 件のコメント:

コメントを投稿