2009年4月19日日曜日

在学中に300冊読むぞ!



と言う事で書籍レビューをつらつらと書きたいと思います。


mixiのレビューでもいいんですが、アレだとアカウント持って無い人は見れないのでこっちに書こうと思います。





・はじめた理由1


仕事やプライベートで少し仲良くなった人に必ずする質問があります。


「一番お勧めの本を教えてください」


勧められる本のジャンルや、勧め方の熱具合、本の内容などでその人の本質が垣間見えるような気がします。


その人が何を大切にしているか。何を伸ばそうとしているかなどが理解できると、付き合いやすくなったりもします。


そして何よりハズレが無い(既に読んだ本を紹介される事は凄く多いけどw)。


自分があんまり読んだ事の無いジャンルの本でも、かなりの確率で「パネェッスwwwwwwww時代小説パネェッスwwwww」が口癖になります。





・はじめた理由2


生協の読書マラソンというやつに参加しており、10冊レビューを書くごとに500円分の生協券が貰えるのもうれしいですね。


ちなみに、生協は書籍が10%オフで図書カードも使えます。図書カード自体も金券ショップで3%オフで買えます。実質的には11.9%オフで書籍が買えるわけです。これは安い!


読書マラソンでは1冊読むごとに感想カードを書かなければなりませんが、読んだ本を総括する事は非常に有意義な事です。


ここにメモを残しつつ、感想カードのネタとしたいと思います(多分まる写しになるだろうけどw)。





・1冊目


【タイトル】壬生義士伝 上


【著者  】浅田次郎


【出版社 】文芸春秋


【一番心に残った言葉】


貧と賤を悪と呼ばわるか。富と貴とを、善なりと唱えなさるのか。


【感想  】


幕末、貧困故に脱藩し新撰組に入り家族を養った男・吉村貫一郎の話。


男子たるもの、どう生きるべきか。金を稼ぐということはどういう事なのか。


私は社会に出る全ての男子にこの本を読んで欲しいと思いました。


無論、当時とは状況が異なるし、今は人を殺さなければ生き残れないような状況はほとんど無いでしょう。


しかし、実際にこのような苦しい時代を生き延びた人達が居ると言う事を思うと、どんなに辛い状況でも自分はまだまだ頑張れると思えるようになりました。





・2冊目


【タイトル】壬生義士伝 下


【著者  】浅田次郎


【出版社 】文芸春秋


【一番心に残った言葉】


わしの主は御殿様ではねがった。お前たち(女房、子供)こそがわしの主じゃ。


【感想  】


思えば私たちの世代が「楽しい」と感じている事を大体経験済みのオッサンが「楽しい」と思える本であれば駄作の訳がありませんよね。


何にせよ、これほど多くの涙を流した作品は映画やドラマも含め、他にはありません。


ただ一点、テーマがめっちゃ重いです。読む時期だけは考えた方がいいかもしれません・・・。








何だかんだで2冊の感想書くだけで1時間か。少し読み直したり、文章推敲したりしてると時間かかりますわな。


4年で300冊となると…4年で200週間だから、週に約1.5枚か。続くか少し不安になってきたわw


まぁネタだけは腐るほどあるので、仕事忙しかったりしなけりゃ大丈夫だと思うけどねー。