老人・・・いや、よく見てみると40代後半だろうか。
スーツを着ているが似合っては無い。
何か浮世離れした、現実ではないどこかを見ているような雰囲気が
少し老けさせているように思わせる原因か。
ふと後ろを見てみると無数の若者がいる。
彼らのうち1割は寝ている。
3割は漫画を読んだり携帯をいじっている。
3割はぼーっとしながらも時折何かをメモしている。
2割は本を読んだりメモを取ったり、何かを得ようとしている。
そして残りの1割は真剣な面持ちで老人を見てる。
生産性の低い、極めて非建設的な光景が今日も・・・いや、1年のうち9ヶ月ほどだろうか、
行われているようだ。
このくだらない儀式を守る為に、若者一人当たりに対して200万の税金が使われている。
えぇ、大学の事です。
他学部は受けた事が無いので解りませんが、少なくとも経済学部はもういいでしょ。
誰が何の為にこのシステムを維持しているんだろう。
いや、惰性だろう。惰性以外にこのシステムが維持されている理由が見つからない。
当事者達に癌細胞という自覚は無い。
はい、言い過ぎたけど、こーいう面あると思います!そんだけ!