2006年12月17日日曜日

人の心配をしている暇は無いな



ここ見てる人はみんな自分を磨いているのかな。正直…最近読むに値する日記が少ない。逆に言うとそういう人達にとっては俺の日記は全くツマランのだと思うが。26歳ですよ。仕事に一番燃えてる時期じゃない?何で彼らは何年も前から変わらない話題で盛り上がれるのだろう。別に盛り上がっちゃ悪いか?って話じゃなくて。まぁいいんだけどさ。





先日会社の忘年会があったんだが、そこでMake a best field賞なるものを頂いた。今年で一番『ウリ』を作った社員に与えられるそうな。全社員が5つある賞に該当すると思われる人を投票する形式で、40人中7名が私に投票してくれたようだ。まー確かに上の連中と積極的にサシで飲もうとか誘ったり、自分で企画書作って勝手に会社の金でハードウェア講習とか立ち上げたり、全体会議でペーペーの分際で発言しまくったりと目立ちまくりだったわけだが。





Make a best fieldと聞いてブルーオーシャンという単語を思い出した。


意味?ぐぐれ。





11月号のハーバードビジネスレビューでブルーオーシャン戦略に関する記事が出ていた。


シンガポールは国をあげてブルーオーシャン戦略を取り入れ、国際競争力を高めようとしているらしい。ブルーオーシャンという概念は何も『経済学の用語』と割り切る必要は無いわけで、国だろうが会社だろうが個人だろうが関係なく活用できるフレームワークだそうだ。





で、それをどのように個人単位に落とし込むのか。


例えばうちの会社は小さなソフトウェアハウスだから、全社員が技術力の向上を心がけている(程度の差はあるが)。皆が技術力向上に10の労力を割いているとすると、それに対して12や13の努力をしたところで平均値からは2、3しか上回れないわけだ。つまりこれはレッドオーシャンにあたる。


では皆が労力を全く割いていないジャンルがあるとする。これに5労力を割くとどうなるか。平均値が0なわけだから当然5以上の評価は得られる。いや実際にはそれ以上に評価されると思うが。これがブルーオーシャンだ。





んじゃ皆が全く労力を割いていないジャンルって何だろう。


俺らみたいな技術屋が持ってないもの。


でも会社が成り立つ上で必要不可欠なもの。


社員の一人が見出したのは「中小企業診断士」だった。この資格は一言で言うと『公的な企業コンサル資格』。例えば会社法か何かで従業員数10名以上の会社は就業規則を作らないといけないらしい。こういった事を外注せずに解決する力を持った社員ってのは物凄く貴重な存在になるわけだ。そういった意味で彼は見事ブルーオーシャンを探し当てたと言える。





猿真似は結構だが、旨味は当然薄い。となると楽して出世したい俺としては別のブルーオーシャンを探す必要がある。そこで思いついたのは営業だった。


うちの会社の素敵な制度としてこういうものがある。


「決済権を持つ他の会社の人を社長に紹介すると3万プレゼント」っての。


3万という値段が高いか安いかなどはどうでも良い話で、重要なのはこの制度が出来た経緯だ。


これは今月から始まった制度なんだが、もちろん需要があるから制定したわけでその背後を探れれば上がどういった意図で


疲れてきた。続きはまた今度。