2011年4月10日日曜日

被災地に行ってみた

震災から明日で1ヶ月経ちますね。
友人の実家(北茨城)が被災したという事で、片付けの手伝いという名目で被災地に行ってきました。
友人は既に何往復もしているのですが、往復する度に凄い勢いで復旧しているようです。

北茨城は福島のいわき市の隣で、ついでに小名浜港も見てきました。
港付近はまだ信号が直ってなかったり、自衛隊がそこらへんに居たりして復旧にはどのぐらいかかるか不明と言える状態でした。
行って初めて感じたのは、道路の状態が酷すぎる事です。
かなり修復はされていたんですが、埼玉だとほとんど被害が無かった道路が、あっちだと結構ぼろぼろになってました。
友人は震災直後に行ったみたいなんですが、街灯は無いし、普段道路なんか気にしないから凄く怖かったらしいです。
高級車なのでサスの高さを調整できる機能があって、それが無かったらたどり着けなかったと言っていました。(余談なんですが、オートクルーズとか座席別に温度を調節できる空調機能とか、なんかいろいろ凄かった・・・)

生活はもうかなり改善されているようでしたが、人が閑散としていましたね。
ガソリンスタンドやスーパーは普通に営業しているのですが、観光客が(当たり前ですが)ほとんど居ないので、観光客向けのお店は軒並みシャッターでした。

北茨城の港もかなり凄惨な状態ですが、注目は宮城や福岡に集まっていて、あまり手が回っていないように感じました。
しかし、北茨城の人達地震が「こっちはなんとかなるから、先にあっちに支援してもらって欲しいよ」と言っていました。


実は1円も募金してません。理由は……うーん。信用してないというか、何というか。
ケチだからってのが理由の一つかもしれないんだけど、募金したところで本当に被災者に金が行くのか?ってのも感じます。

飲み屋で家屋が半壊(柱だけは一応残ってるけど、住めないレベル)した人とずっと話してたんだけど、何が出来るか少し見えた気がします。
あと、同い年の人と凄く熱く語り合えたのが楽しかったです。


私が思うに、もっと人が行けばいいんじゃないかなとは思います。飯美味いし。
で、いろんな人と話して状況を知る事が、被災者にとって嬉しい事なんじゃないかなと思いました。