今まではゲームぐらい。あとニュースとかwikiレベル。
先日ユダヤ・キリスト・イスラム教の絡みを解説した本を読んだ後、『イスラーム文化-その根柢にあるもの』というのを読んだ。
結論、理解不能。
まず価値観というか文化が違い過ぎる。
日本は他人が何教だろうとあんまりそれに触れなかったり、自分が何かを信奉しようが日常生活で他人の目に触れるところでそれをアピールしたりはしない。
まずこれが逆。まぁ政教分離という考えはアジア独特のものかもしれん。 アメリカや欧州では宗教の自由はあっても依然キリスト教の影響力は計り知れない。
けどイスラムは更に上を行く。
人生の様々な行事のみならず、日常の細かい事がコーランやハディースを通じて決められている。
これは悪いこと、これは悪いけどまぁ裁かれないレベル、これは何でいい…みたいな感じで5段階に分かれてて、一番悪いのはやったらダメ。やったら即死刑。1番いいのはやらなきゃダメ。やらなきゃ即死刑級の何か。みたいな。
こういう感じだから、ムハンマドを悪く描いた映画監督に賞金首がかけられるのも彼らの心情を思えば当然かもしれない。それを表明していいのかどうかは判らないけど、心情的にはみんな思ってる事なんだろう。だってムハンマドの絶対性はキリスト教におけるイエスの存在よりも重いように思えるから。
という感じで私を形作る価値観や文化、経験の多くが彼らの常識と一致しない。
理屈が間違っていると思ってるわけではないが、かつてキリスト教が経験した文明との衝突に今なを妥協点を見いだせていない感じはする。
コーランやハーディスではカバーできない状況や事象が起こりすぎてて、基本的には解釈改憲的な事を禁じているイスラムはその根底となるものが揺らいでいるように思える。
地球上で 2番めに多いイスラム教が今後どう舵を取るのかは、興味の有無に関わらず注目していきたいところ。
続けてイスラム関連をもう少し読みたいところだが、ひとまずはインズーやその他雑多(失礼しました…)なものに関しても舐めてからにしておこうと思う。
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