2012年4月13日金曜日

銃・病原菌・鉄 の感想

メモっす。

1.白人が世界を席巻している理由
厳密にはヨーロッパ人のことで、白人は北アフリカとかにもいる。
1500年ぐらいから始まった大航海時代や、その後の産業革命の勢い。
→端的に言えば残虐性と度胸が高かったので、ユーラシア大陸の西部のみが元々の領土だったが、南北アメリカ大陸、オーストラリア、一部アフリカ大陸を制圧する事が出来た。
→1500年ごろまでは中国や中東の方が文明レベルは高かったが、それに対してキャッチアップを懸命に計った結果、追い越した。

2.ユーラシア大陸の優位性
なぜユーラシア以外の大陸の人類が絶滅したり、勢力を伸ばせなかったか。
→つまりユーラシア大陸に住んでる事が進化の過程において重要だった。
→ユーラシア大陸は他の大陸と異なり東西に長く、面積も大きい
→自然の弊害も少ない(伝播を阻害する広大な砂漠、南北に走る山脈、巨大な密林等が無い)
→東西は文明の伝播が南北の方位に比較して数倍~数十倍のスピード
→文明と文化の交流が激しいほど、文明レベルは高くなる
→有益な植物と動物が多かったため、発展した

3.植物の優位性
→トルコあたり(メソポタニア文明、バビロン)が有益な植物(小麦とか)たくさん自生してた
→現在においても人類が主に食ってる植物はだいたいユーラシア産が元ネタ
→食糧生産が効率的名ほど非生産人口(軍人、役人、学者)を養う余力が高い
→同じ緯度からもってきた植物は育てやすい。異なる経度から持ってきた植物は育てにくい。

4.動物の優位性
→家畜として有益な野生動物が多かった(アフリカはたくさんいるけど、家畜化が難しいのばっかで意味ない)
→家畜を飼う=疫病に対する免疫力が高くなる&馬などは武力にもなる
→免疫力が無い=しにまくる。スペインがアステカ帝国を滅ぼした理由は武力じゃなくて疫病。意図せずともジェノサイド。
→家畜を有効に使う事で農業が効率化でき、文明の発展速度も高くなる。

5.各大陸別の弊害
→めんどくせーから書かない。

6.その他
・人間は大昔から人間以外の動物と交尾するアホがいた(エイズ、チフス、ペスト、インフル・・・)
・言語学の観点からも人類の移動がわかる
・人類は有史以来どころか、数万年前から遺伝子操作を繰り返してきた
・現在俺たちが食ってる全ての植物は異常種

7.結論
人種の差はあんまり関係ない。環境(特に地理的要素)がすべて。

よし、寝る

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