2012年8月8日水曜日

結婚8周年か

ということで8年経ちました。多分。
指輪の裏に2005年って書いてあって、1年間違えたので2004年で、そっから8年経ってるから多分8年。


8年ぐらいじゃまだ判らないけど、結婚というものは素晴らしいものだよ。
多分こんなメリットがある気がする。

1.俺の人間性を高めた
恐らく俺が今でも独り身だったら、もっと粗暴な人間だっただろう。
やっぱり異性ってもんは扱いづらい。何を考えてるか判らない気がする。
気づく点とか、ウェイトを置くポイントがいろいろ違う。
だから一緒にいて気付かされるし、気づいたほうが有益と思われるベクトルに対するアンテナが強くなる。
正直「あ、こいつ以下略だな」って3秒ぐらい話してて解るようになってきたのもこのお陰か。

2.面倒だけどちゃんと考えなければならないことを考えるようになる
自分一人で生きてくなら、将来設計とか今後の見通しなんてもんは適当でも十分自由に生きていける気がする。
そして、それは気がするだけであっていつの間にか環境に用意された選択の中でしか得られない偽物の自由に踊らされるのではないかと思う。
主として経済的な面とか。
自分ひとりじゃないから、二人でいろいろ考える。二人どころか、互いの両親という決してベストとは言えないプラクティスについても深いレベルで考察する。
こうなると、いつかやらなきゃいけない事を、いつでも出来るし誰にも迷惑がかからないからって先延ばしにすることがなくなる。

3.幸せや楽しみが倍になり、苦痛が半減する
特に説明はいらないか。
スーパーマリオで言えば、今までBボタン無しでプレイしてたのが実はBダッシュという存在に気付かされたぐらいのインパクト。
初めて射精した時に受けた衝撃みたいなものかな。


あとはなんだろう。いろいろある気がする。趣味は広がったかな。人付き合いや地域に対する認識とかも変わった。
妙に日常に感謝するようになったのは、恐らく心に平穏を感じる事が多くなったからだろう。親の苦労や落ち度も見えてきた。
俺には過ぎた嫁だとは思わないし、俺は嫁より立派だとも思わない。
もしかしたら嫁より相性のいい人も居たかもしれない。そんなありもしないIFの可能性を否定する気も真剣に考える気もしない。
あぁ、IFの存在を否定出来ない事を理由に、逆にその存在の根拠とするのは宗教詐欺家の常套手段だったか。うん、どうでもいい。


何にせよ、いわゆる結婚が俺にもたらした福祉・効用は計り知れない気がする。
逆に、結婚により福祉・効用が減少したと感じる人は結婚しなくても同じ水準の人生を歩むのが精々なんではないかなとも感じる。
俺は決して「許し合い」生きてるわけじゃない。
なんて言うんだろう。利己的でも利他的でも無い、客観的な視点で自分を見つめなおす機会が日常に得られるってのは結構すごい影響力があるんじゃないかな。
感情的に何でも味方されるような、未熟な愛情じゃないし。それってただの性愛だよね。大抵。
もし間違っているなら、何なら俺が始末をつけるぐらいの感覚もあるぐらいだ。
そう考えると、自分ではない自分がもう一人いる感じか。と言っても他人。具体的に表現するのって難しいなぁ。
なんにせよ、とりあえず現段階では結婚して良かったと断言できる。

2 件のコメント:

  1. うん。なんか素敵だよ。
    8周年おめでとう☆

    返信削除
    返信
    1. あざます!幸せはいろんな方法で高めることができるけど、その一例として参考にして頂ければ幸いです。

      削除