面白かったです。と言うのも、映画の示唆した通りの内容だと思っていないから。
この映画に関する感想がたくさんのブログに書かれていますが、多くはそのままの解釈を真実として扱っているみたいですが、2chではいろんな議論がされていますね。
以下は僕の解釈です。
解釈1.テディは精神病患者か
NO。最初に島に来た時はFBI。しかし、映画の冒頭の船の時点では既にロボトミー手術を受けている。
そう、船に乗っている(又は乗っている妄想)のは2度目以降ということ。
少なくとも冒頭のシーンではテディは精神疾患患者扱いであり、相棒も演技をしている。
だが、一番最初に彼が島に来た目的はFBIとして調査しに来たのだと思う。そして彼はマインドコントロールを受け、ああいった状況(映画の最初から一番最後の手前)を少なくとも1度以上経験した。そうして彼自身が自分の記憶に対して曖昧になり、最終的に病院側にやり込められてしまった…という流れ。
解釈2.真実を知る女医は居たのか
YES。最初裸足で起きた後靴を履いていたのは単に移動するため。女医がテディの妄想であれば、洞窟内にあった物質(焚き火とか)病院側が用意したものになる。病院側は最終的に「レイチェルは存在しない」と言ってた。それならば焚き火などを用意する必要は無いというか、筋書きに狂いが生じるのでは?と思う。ただ、「どうやって病室から抜け出したか」の問いに対して「妄想だから存在しない=抜け出した事実も無い」というのは納得のいく解釈なので、個人的にはNOでもいいかも。
2は兎も角、1だと思う理由は以下の2点です。
理由1.一患者の為に島全体が演技する事が出来るのか。又はする価値があるのか。
島全体が患者1人の為に演技するほど、治療コストをかけるのかという現実がある。66名もいる患者に対して平等にその治療コストを配分しているとすれば、治療の為に島全体が演技してくれるテディは何か特別な存在であるはず。つまり、単なる一患者以上の存在であった事を示唆しているのだと思う。しかし、みんなが演技する事自体がテディが患者である事を証明してしまうのでは? という突っ込みがあると思う。
テディをFBIとして扱う演技する=テディが患者
テディ一人の為に演技する=一人の患者の治療以上の目的がある
この二つの式が同時に成り立つ解釈が、↑に書いた「解釈1」になるかなーと。
理由2.FBIのバッチとかの入手経路
FBIのバッチが劇中に出てきたわけではないが、ガンホルダーやその他もろもろがFBIから支給された装備であるなら(患者だが、元々テディがFBIである事は院長も認めている。つまり、『現在』FBIであるかどうかは謎だが、少なくとも『過去』においては確実にFBI捜査官であった)それらをどこから入手したのか。偽造した装備一式を元々本職だった者に偽物と気付かずに使わせるのは不可能だと思います。という事で一番シンプルなのは 元々テディの装備であった です。FBIが単独行動するかペアで行動するかは知りませんが、もしペアなら相棒は殺されたんじゃないでしょうか。
と、ここまで書いてみてもやっぱり変ですね。だって本当に悪い事してる島なんだったら、FBI捜査官でも殺しちゃえば終わりですし。
っつーか最後のセリフの後にシーアン先生がテディを呼ぶ(しかし振り向かない)を考えると、やっぱり皆が言うとおりの解釈が正しいのかなとも思います。
でも、それだと(ry
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