2012年12月25日火曜日

メンタルを鍛える俺理論

先日友人を都内に送った帰りに嫁と車内で話してたら、俺のメンタルが結構脆いという事を指摘された。
まぁ脆いと言えば脆いのかもしれないけど、敢えて脆い状態にもっていってる感があってそこら辺を話しながら整理してみた。


人は大体中学生あたりから何らかのプレッシャーを感じ始めると思う。
それは学業であったり家庭であったり、交友関係であったりいろいろ。
で、大人になるにつれプレッシャーに対する『あしらい方』を誰しも覚えていくわけだ。
このあしらい方と言うのが人生に物凄く影響深いものであるにも関わらず、数値化・見える化がし辛い上に、環境によって大きく異なったりする。
また、一時的なあしらい方が必要な場合と、根本的解決が必要な場合とがあり、それぞれがどの位の按分なのかはプレッシャーを感じている当の本人でさえ明確には理解できない。
他人や学校から学べるものでもないし、対処方法が千差万別なので個人個人が独自のメソッドを見つけるしかないわけだ。
このメソッドが間違っていると、他人に迷惑をかけたり、場合によっては自分を窮地に追い込んでしまったりすると思う。

この問題に対して2つの観点というか、重要なポイントがあると思っている。

一つは問題を出来るだけ高い精度で認識すること。
これはMust・Wantやタイムスイッチ、ゴールフォーカス、ズームスイッチ、ロールスイッチ…他にもいろいろあるけど主にここらへんのフレームワークを使ってる気がする。
あと基本的なことだけど演繹法と帰納法を使い、それぞれの欠点を補い合うとか。
プレッシャーに対する認識が正しく行えられれば、その後が気持ち的にも楽になると思う。とは言っても感情のコントロールは難しいけどね。
俺はこういった思考法というかフレームワークを10冊ぐらい本を読んだり、当時1回5万とかするセミナー(リンクアンドモチベーションってところのとか)を覚えてるだけでも6回受けたりした。会社の金で受けたんだけど、今はもっと高いと思う。
まぁ本読むだけでもかなり理解できるし、いろんなところで体験セミナーみたいなのはやってるみたい。理論はフリーだからね。

もう一つは自分のキャパを広げること。
ゲームっぽくいうと、最大HPを高めないといくらステータスが高くなっても安定感は得られないみたいな感じ。
このキャパを広げる方法は一つはイベントを自分に課すのと、もう一つは自分を厳しい環境に置いて少しづつ広げる方法の2種類があると思う。
前者は18歳の時に1人でアメリカに行って味わったけど、他にもいろいろあると思う。嫁に初めて告った時とかもそうかも。その前に女の子に振られた時とかもそうだと思うw
自分の知らない業界の人の話を聞いたり、自分と全く異なる環境の人と出会ったり、読書で何か衝撃を受けたり、頑張った試験に受かったり落ちたり。
そういうイベント事がこれにあたると思う。つまり、何でもいいから動けばいいだけなんだけど中々実行に移すのは難しいかな。
出来るだけそういう機会が訪れるようにコントロールはしてるつもりだけど。
後者は自分に対して高い負荷をかけ続けること。
俺の場合は大学に行きつつ仕事もして、人生設計も子育てもしっかりやりたい。
今の状態は自分の負荷を定期的(試験前とか)高めるイベントが強制的に発動するようにしている。
例えば100%が自分の限度だとする。
110%とかになるとどっかにボロが出始めて魂を削りとってるような感覚で、生きてるのがちょっと辛い感じ。
逆に70%以下だとダラダラしちゃって頭のどこかで『こんなんでいいの?みんなもっと頑張ってるじゃん』って負い目を感じてしまう。
感覚的な問題なんだけど、100%を超えるのは危険な状態なのであまり長い期間そうならないようにしたいが、年に数回ぐらいはこういう期間が無いと打たれ弱い人間になってしまう気がする。
普段は80%ぐらいの負荷が丁度いいと思っていて、そのぐらいの負荷がかかってると自分のキャパが少しづつ広がってる気がする。
これが70%を切り始めると逆にキャパが縮まっていく気がする。


で、話を戻すと『余裕が無い』とか『脆い』とか嫁が俺に感じるのは、常に俺が自らそういう状態に持っていってるからなんだと。
そうすることで…例えば何か大きな逃れ得ぬ問題が発生しても、俺個人としてはいつ切り捨ててもいい負荷の高いプレッシャーをわざと抱えてるんだと。
少し納得してくれた気がするが、それにより家族に対しても多少迷惑をかけている事も自覚しないとだな…。

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