現在、夜間部学生会なるものを作る為に動いてるわけだが、これが思っていたよりも大変。
経緯は粗方告知したので早速署名活動を開始する予定だったが60代の方から待ったのお声がかかった。
発起人としてある程度まとまった数が揃うのを待ったほうがいいようだ。
自分としては既に100名以上、過半数以上の署名が集められる算段がついたので早速行動を開始しようと思ったがまだ早いらしい。両面のビラも60枚用意していたので少し気が殺がれた。
諦め悪く数人に「もう署名活動してもよくね?」と賛同を集めたが、皆同意見。だが、冷静に考えてやはり署名活動をもう少し待つことにした。
考えてみれば交渉相手となる教授陣は60近い方々で、どちらかと言うと待ったのお声をかけて下さった方との年齢が近い。つまり考え方も近いわけだ。そう考えてみるとどちらの意見を尊重すべきか明白だった。
俺の仕事に対する考え方はこう。
・完成度×期間=評価
特に後者が大切で、何かを成そうと思ったらどんなに才能も情熱も無かったとしても時間さえかければ誰だって何でも出来る。重要なのはスピードで、目標となる質は一定。結局それを達成する為にどの程度時間をかければ出来るのかにかかってくるのだと思う。人によって異なるのは時間だけだと思っていた。
そして我々は往々にして失敗する。もしかしたら俺は90%の精度であればそれ以上精度を高めるよりもスピードを上げるほうが価値のある事だと思っていたのかもしれない。でも、大先輩達は99%までは精度を高める事の方が重要だと言っているし、経験則からもそう思ってるのだろう。そして自分が90%だと思っていたのは、実は50%ぐらいだったのかもしれない。
業界の中でも最も精度が重視される分野に居たし、まさかとは思ったが、まだまだ青いな俺。
自分の仕事を評価するのは自分よりも上の世代が多い事を考えると、今回の経験は中々良いものになった気がする。
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