2007年11月26日月曜日

デスマーチとマスターマインド



ここんところ休日出勤が続いている。平日もお察し下さいな労働時間。当然日中も全力でお仕事しています。めっちゃ疲れる。


所謂デスマに近い感じ。現場がガチガチの金融系なので泊まりとかが出来ない為、どうしても限られた時間の中で如何にタスクを消化するかを考える必要がある。時間に頼った働き方は出来ない。





チームは6名。平均経験年数は3、4年ぐらいか。他チームと比べて圧倒的に経験年数も年収も少ない我々が何故オンスケを保てているか…。いろいろ考察してみた。その一部を備忘録の意味も兼ねて書いておこう。





まず、ほどほどの残業とある程度チーム力があればチームはそれなりに機能する。


それに対して明らかな過負荷がかかると、まずは残業の量が増える。


それでも対処できなくなったとき、且つチーム全員にある程度の責任感がある場合にマスターマインド(ナポレオン・ヒルの言う)が形成されていく。


マスターマインドが形成されると、今まであまり意見を言わなかった個人主義者も様々な提案をしてくれる。大抵の場合言い方に問題があったりして、感情的に受け止めてしまうとただ単に雰囲気が悪くなるだけなのだが、内容だけを見てみると実に頷ける内容であったりして面白い。


で、そこで今までに無かったチームメンバ同士によるシナジーが生まれ、現状を打開していく…はずw





何故最初から上記のような最高のパフォーマンスを発揮できないのかというと、これは試験前にしか勉強できないのと同じだと思う。要は必要ではないから。現状でなんとかなってしまう場合は、これ以上の改善はウゼェで一蹴される事がほとんどだと思う。


そういった「特に問題無い時」に改善案を出すメンバ、受け入れるリーダは実に有能だと思う。





でもこれって評価されるものではないんだよね。残念な事に。


例えば友人が崖の近くを歩いてるとする。


君が「そっちは危ないよ」と注意し、友人が崖から離れる。


結果的にそれが友人の命を救う事になっていたとする。


でも友人は君に対して大きな感謝の意を持つ事は無いと思う。


何故なら「結果的に命を…」という情報が大抵の場合は知らされないから。


それよりも友人が崖から転落する直前に、間一髪のところで手を差し伸べて助けた方がいい。


こうすれば友人は命の恩人として一生忘れないと思う。





仕事においてこういう状況は多々あると思う。


人がピンチになると予想し、その時は知りながらも助けない。


何故なら感謝される可能性が低いから。


本当にやばくなった時だけ助ける。


そうすれば凄く評価されるから。





ただ、これはチーム全体として非常に効率の悪い方法なので、それ故に余裕のある時こそ現状に疑問を持たなければいけないのだと思う。


デスマーチを終わらせるマスターマインドは、チームワーク、リーダの指導力によって形成されるタイミングに影響が出るものなんだなぁと実感しますた。





3 件のコメント:

  1. 書いてる内容と余り関係のない感想だけど
    カタカナ語の書き方が、SEとかPGだなぁって思うw

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  2. 効果的に見えるような演出???
    なんかわかる。。。
    でも、それが露骨になると「あ、こいつ普段は手をぬいてんのか?」と思われちゃうのよね。

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  3. >ゆ
    我ながらIT系にドップリな感じですな。

    >か
    確かに露骨なのは良くないね。相手が精神的に参ってて、普通の判断が出来ないような時が効果的w

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