以下は調べたり、調べながら書いたりしてるわけじゃないのでいろいろ間違ってると思います。
半年ぶりの記事だー
・集団的自衛権の是非
貧乏で貧弱なA君とB君が殴り合いをしてて、金持ちでガタイのいい日本君はそれを今までスルーしてきた。
平和憲法から考えると、集団的自衛権は許されないって言うけど、A君とB君のような例を考えると、今まで日本がとってきたスタンスが正しいとは思えない。
目の前で許されない行為が起きていて、自分が簡単に止める実力があるのに、『自分は平和主義者なんで』っつって止めないって頭湧いてると思う。
・集団的自衛権のメリット
お互い牽制しあうようになるから、中国(とう言うか共産党の軍部)みたいな連中は多少自重すると思う。
適度な緊張状態から先のハードルが上がることで、侵略される可能性は減ると思う。
・集団的自衛権のデメリット
これは第一次世界大戦の原因がこっから発生したようなもんだから、世界がイデオロギーや経済圏でパックリ割れちゃうとやばいのは経験済み。
あと、世界全体の軍事費がうなぎ登りになって軍事費に対する人類のコストが他のコストを圧迫するようにはなると思う。
・9条について
そもそも9条というか戦争の放棄は、国民主権と並んで基本的人権の尊重のための手段にすぎないという認識。っつーかそれが通説なはず。
つまり、戦争の放棄や国民主権が基本的人権の尊重を阻害する場合はそれは逆に守っちゃいけない事になると思う。ありえないけど。
ただ、60年前に制定された戦争の放棄についてはいろいろと突っ込みどころが満載すぎて何とも言えない。
GHQ統治下の日本は、アメリカの掲げる…というか世界が最も社会主義化していた時代の妄想の産物として完全な平和主義国家を目指していたはず。
で、当然そんなの非現実的であったんで180度方針転換されて警察予備隊だとか何かそんな感じの自衛隊の前身が作られて、防波堤にされちゃった。
その時点で・・・と言うか、専守防衛ですら解釈改憲しないと成立しないものだと思う。ましてや、その後の日米安保も。
なので解釈改憲の是非云々の前に、既に解釈改憲はされてしまっていて、日本国憲法は汚れちまっていると思う。
・そもそも9条が正しいのか
一番上の是非に書いた通り、そもそも9条が正しいと思わない。
20年ぐらい前のルワンダの紛争でたしか300万人ぐらい死んだ気がする。埼玉県全員死亡 ぐらいの規模かな。
で、その時日本は何をしてたんだろうって思う。
ホテル・ルワンダとかそういう映画があった気がするけど、あの時の国連軍みたいなPKO活動を出来ないってのは国際社会の一員としてどうなんでしょうね。
やっぱ国際社会は有色人種に冷たくて、国連軍の隊長が自嘲気味に「お前らはニガーですら無い、ブラックだ」つってたのが重かった。
有色人種で最も高い経済力と軍事力を持ってる日本(中国よりも)が何もしないって何なんだろうなと。
だから9条にノーベル平和賞をとかいう話を聞く虫唾が走る。臭いものに蓋をして見て見ぬふりして、それが本当に平和賞に値するものなのかと。
・政府の目的
ということで、一番の目的は前述のPKO活動への参加だと思う。
アフリカの独裁軍事国家とか未だに国民主権が樹立してない国で大量の難民が発生し、非業の死が大量生産されてるのに、それに積極的に介入できないのが外交のカードとしても足かせになってるのは確か。
どんなに戦争後の復興や選挙管理を頑張ったって、そもそもそれを止めなかった奴に感謝する気なんて起きませんよね。
つか、いつのどの国か忘れたけど、日本だけ名前外されてお礼状とか書いてた気がする。ああいうの聞くとやりきれない。
何かしばらくブログを書かなかったせいか、文章が全然書けなくなってるなぁ。
ということで集団的自衛権に賛成。ついでに徴兵制とかも賛成なんだけどそこらへんは自衛隊ではなく消防隊的な扱いでだけど。
自国のみの平和じゃなくて、国際平和の樹立を目的とするのであれば、日本はもっと負担をすべきだし、今まで搾取してきた他国に恩返ししなければならないんじゃないかな。
というのがここ5年ぐらいで大学の講義を受けながら300冊ぐらいいろいろ読んだ1人のおっさんの結論。